代表者挨拶

 九州ベトナム友好協会は、福岡県とベトナムの首都ハノイ市が友好提携を調印した2008年の9月に設立されました。以来、九州の政財界と連携して、当時はまだ交流の少なかったベトナムとさまざまなレベルの交流および事業活動を行い、緊密な関係を構築してきました。特に、日本でも首都圏、近畿を除く都市としては初めてとなったベトナム総領事館の開設支援活動を筆頭に、大ベトナム展の開催(九州国立博物館)や、ベトナム修学旅行事業(高校生)を推進してきたことは、日越両国で高い評価を受け、両国の友好親善に大きく貢献いたしました。今やベトナムにとっても、九州が日本の中でも特別な地域と位置付けられていると確信しております。

 2023年は、「日本ベトナム外交関係樹立50周年」という大きな節目であるとともに、当協会も設立15周年を迎えます。九州には現在4万人以上のベトナム人が在留し、その規模は国籍別で第一位となっております。また、3月には、コロナ禍による渡航制限以降では初めての「九州・ベトナム経済交流ミッション 2023」の派遣が決定し、当協会が両地域のハイレベルの経済交流を支援させていただきます。

 当協会は、これまでの経験とネットワーク、そして会員・関係者の皆さまの声をお聞きしながら、これからも九州とベトナムのかけ橋として、持続的な友好関係の発展と経済・文化・人の交流の促進に努めて参ります。

 皆さまのますますのご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

九州ベトナム友好協会
会 長 星野 裕志